夫の実家に帰省した時のこと。
義母からお墓の話が。
元々福岡天神に、
室内にある立派なお墓があったのです。
私もお墓参りしたことがありました。
ところが、義父と義父の妹さんとの間で
何かあったようで・・
そのお墓は、義父の妹さんのお墓に
なったそうです。
兄弟姉妹というのは、色々と
揉めますよね・・。
そこで、入るお墓がなくなってしまい、
新たなお墓を購入する、
というのが前回帰省した時のお話。
今回は、少し考えが変わったようで・・
お墓の維持管理。現役世代の負担になるのでは?
私の父はすでに他界しています。
母がいますが、
母は自分の代で墓じまいすると言っています。
お墓に入るよりも、散骨を希望しています。
私の実家のお墓は大きな霊園にあり、
維持費は年間2,000円程度。
お金はかかりませんが、
今暮らしている家からは遠く、
駅からのアクセスも悪く、
定期的にお墓参りに行くだけでも大変です。
お墓参りに行かなければ罪悪感が・・
私や孫、さらにひ孫・・に
そういう負担をかけたくない、
理由はそこです。
私も全く同じ考えです。
お墓はいらないし、
死んだ後まで子供の負担になりたくない。
時代の変化と受け取るか、非常識と受け取るか
昔は専業主婦が当たり前だったし、
お父さんが家族全員を養える時代だった。
今は男女平等が叫ばれる時代。
「女性はお茶汲み」時代に比べて、
今の方がずっといいと思う。
その一方で、
家事育児はいまだに女性の方が
圧倒的に多く負担しています。
他にも
親戚付き合いや近所付き合い、
学校関係のこと、
おそらく母親がそのほとんどを負担している
ご家庭の方が多いのではないでしょうか。
それに加えて正社員でフルタイム勤務だなんて・・。
身体を壊します。
今の時代を生きる女性は本当に大変です。
時代の移り変わりの中で、
古い価値観と新しい価値観の
両方に対応しなければならない。
こんな社会が続くなんて
私は嫌です。
少なくとも、私の代で終わりにしたい。
子供が親になる頃には、
もっと生きやすい社会になっていてほしい。
私がお墓を望まないのも、
断捨離を続けるのも、
今の時代の面倒なしがらみを
断ち切りたいからなのかもしれません。
伝統は不要、とは思っていません。
ただ、今を必死に生きている人たちを
苦しめるようなやり方は
マイナスにしかならないと
思っているのです。
伝統や歴史を「仕事」として守れる立場の人。
伝統や歴史を
「昔はこうだったという自分ルールの押し付け」
によって強要されている人。
前者ならいいですよね、
私もその立場なら誇りを持って
取り組みます。
でも、家に帰ったら伝統のない暮らしを
してると思います。
いいなと思ったら、自然と受け継ぐものです。
人は基本的に、
より良いものを取り入れて
改善していくものだと思います。
より良く、
より生きやすく。
その結果、
やめようという決断に至ったのなら、
それで良いじゃないですか!
意見が合わない、
割れてしまった時は、
相手の負担を考えたいと思っています。
譲れる部分は譲ります。
負担を軽くしていくという変化は
「改善」であり、
発展していく上でとても重要です。
大切なのは、今生きている人。
これから長く生きていかなければいけない人。
これからの若い人たちが少しでも
生きやすくなるように、
断捨離する生き方のいいところを
記事にしていきたいと思います。